XMLファイル内で変更できる要素は制限されています。Designerオブジェクトをエクスポートすると、PowerCenterクライアントは、XMLファイルの1つ以上の要素にCyclic Redundancy Checking Value（CRCVALUE）コードを付加します。CRCVALUEコードは、要素の追加属性です。

エクスポートしたXMLファイルにCRCVALUEコードが追加されると、リポジトリにオブジェクトをインポートする前に変更できる属性と要素が制限されます。たとえば、VSAMソースオブジェクトには常にCRCVALUEコードが含まれるため、VSAMソースオブジェクトでは限られた属性しか変更できません。CRCVALUEコードが含まれる要素の特定の属性を変更すると、オブジェクトをインポートできなくなります。

たとえば、ソースオブジェクト内のOWNERNAME属性を変更すると、Designerにソースをインポートできなくなります。

以下のXMLは、CRCVALUEコードが追加されたソースオブジェクトの要素の一部分を示しています。

要素SOURCEに対するCRCVALUE属性は、3108520154です。