ここで例として示されるJavaコードを使用すると、アクティブなJavaトランスフォーメーションの作成およびコンパイルを実行できます。マッピングの例をインポートして、Javaトランスフォーメーションの作成およびコンパイルを実行します。その後、そのマッピングを含むセッションおよびワークフローを作成すると実行できます。

このJavaトランスフォーメーションは、架空の企業の従業員データを処理しま。また、フラットファイルソースから入力行を読み込み、フラットファイルターゲットに出力行を書き込みます。ソースファイルには、従業員ID番号、名前、職位、管理職のID番号を含む従業員データが格納されています。

トランスフォーメーションは、指定された従業員の管理職の名前を管理職のID番号に基づいて検索し、従業員データを含む出力行を生成します。出力データには、従業員ID番号、名前、職位、従業員の管理職の名前が含まれています。ソースデータに従業員の管理職が存在しない場合は、トランスフォーメーションはその従業員が組織階層の最上位に位置している人物であると想定します。

マッピングの例のインポート、Javaトランスフォーメーションの作成およびコンパイル、マッピングが含まれるセッションとワークフローの作成を実行するには、以下の手順を実行します。

PowerCenterクライアントのインストールには、この例で使用できるマッピング（m_jtx_hier_useCase.xml）およびフラットファイルソース（hier_data）が含まれています。