目次

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  1. はじめに
  2. トランスフォーメーションに関する作業
  3. アグリゲータトランスフォーメーション
  4. カスタムトランスフォーメーション
  5. カスタムトランスフォーメーション関数
  6. データマスキングトランスフォーメーション
  7. データマスキングの例
  8. 式トランスフォーメーション
  9. エクスターナルプロシージャトランスフォーメーション
  10. フィルタトランスフォーメーション
  11. HTTPトランスフォーメーション
  12. ID解決トランスフォーメーション
  13. Javaトランスフォーメーション
  14. JavaトランスフォーメーションAPIのリファレンス
  15. Java式
  16. Javaトランスフォーメーションの例
  17. ジョイナトランスフォーメーション
  18. ルックアップトランスフォーメーション
  19. ルックアップキャッシュ
  20. 動的ルックアップキャッシュ
  21. ノーマライザトランスフォーメーション
  22. ランクトランスフォーメーション
  23. ルータトランスフォーメーション
  24. シーケンスジェネレータトランスフォーメーション
  25. ソータトランスフォーメーション
  26. ソース修飾子トランスフォーメーション
  27. SQLトランスフォーメーション
  28. マッピングにおけるSQLトランスフォーメーションの使用
  29. ストアドプロシージャトランスフォーメーション
  30. トランザクション制御トランスフォーメーション
  31. 共有体トランスフォーメーション
  32. 構造化されていないデータのトランスフォーメーション
  33. アップデートストラテジトランスフォーメーション
  34. XMLトランスフォーメーション

トランスフォーメーションガイド

トランスフォーメーションガイド

複数行の値の格納

複数行の値の格納

トランスフォーメーション内で、ソース行からのデータを格納するように変数を設定できます。変数は、トランスフォーメーション式の中に使用できます。
例えば、ソースファイルに次の行が含まれるとします。
California California California Hawaii Hawaii New Mexico New Mexico New Mexico
各行には、州が含まれます。行数をカウントし、州ごとに行カウント数を返す必要があります。
California,3 Hawaii ,2 New Mexico,3
この場合、アグリゲータトランスフォーメーションを設定して、ソース行が州別にグループ化され、各グループ内の行数がカウントされるようにすることができます。アグリゲータトランスフォーメーション内の変数は、行カウント数が格納されるように設定してください。別の変数を、前の行から州の名前が格納されるように定義します。
アグリゲータトランスフォーメーションは、次のポートを備えています。
ポート
ポートタイプ
説明
パススルー
n/a
州の名前。ソース行は、州の名前ごとにグループ化されています。Aggregatorトランスフォーメーションによって、州ごとに1行が返されます。
State_Count
変数
IIF (PREVIOUS_STATE = STATE, STATE_COUNT +1, 1)
現在の州の行カウント。現在の[州]カラムの値がPrevious_Stateカラムと同じ場合、State_Countが増分されます。それ以外の場合、State_Countが1にリセットされます。
Previous_State
変数
State
前の行の[州]カラムの値。行の処理時には、州の値がPrevious_Stateに移動されます。
State_Counter
出力
State_Count
Aggregatorトランスフォーメーションで、州ごとに処理される行数。Integration Serviceは州ごとにState_Counterを返します。