動的ルックアップキャッシュを使用するルックアップトランスフォーメーションを使ってマッピングを作成する場合、アップデートストラテジトランスフォーメーションを使用してターゲットテーブルの行にフラグを設定する必要があります。 アップデートストラテジトランスフォーメーションと動的ルックアップキャッシュを使用してセッションを設定する場合、定義しなければならないセッションプロパティがあります。

［Treat Source Rows As］オプションを［Data Driven］に定義する必要があります。このオプションは、セッションプロパティの中の［プロパティ］タブで指定します。

また、下記のアップデートストラテジターゲットテーブルオプションも定義する必要があります。

これらのアップデートストラテジターゲットテーブルオプションにより、Integration Serviceは確実に「更新」とマークされた行を更新し、「挿入」とマークされた行を挿入します。

［データドリブン］を選択しなかった場合、Integration Serviceは、すべての行に対して［ソース行の扱い］オプションで指定したデータベース操作のフラグを設定します。行に対するフラグの設定には、マッピング内のアップデートストラテジトランスフォーメーションは使用しません。 Integration Serviceは、正しい行を挿入および更新しません。 ［更新として更新］を選択しない場合、Integration Serviceはターゲットテーブルで更新行としてフラグを設定された行を正しく更新しません。 その結果、ルックアップキャッシュとターゲットテーブルが同期しなくなる可能性があります。