Transformation Developerでノーマライザトランスフォーメーションを作成する場合、マッピングパラメータまたはマッピング変数を使用します。パイプラインノーマライザトランスフォーメーションを作成するときは、そのトランスフォーメーションが別のタイプのトランスフォーメーション（たとえば、ソース修飾子トランスフォーメーション）から受け取るデータに応じたカラムを定義してください。定義されたカラムを基に、Designerで入力および出力のノーマライザトランスフォーメーションポートが作成されます。

以下の図は、各リレーショナルソース行内の売上カラム4つを受け取るトランスフォーメーションのためのノーマライザトランスフォーメーションカラムを示しています。

各ソース行にはStoreNameカラムと4つのSales_By_Quarterインスタンスが含まれています。

ソース行に含まれるデータは、次のとおりです。

パイプラインノーマライザトランスフォーメーションは、複数出現カラムの各インスタンス用の入力ポートを備えています。

以下の図は、Designerでノーマライザトランスフォーメーション内のカラムから作成されるポートを示しています。

ノーマライザトランスフォーメーションは、複数出現カラムのインスタンスごとに1行を返します。

生成キーシーケンス番号は、Integration Serviceでのソース行処理時に毎回増分されます。生成キーによって、各四半期の売上が同じ店舗にリンクされます。この例では、Dellmark行の生成キーは1です。Tonys店舗用の生成キーは2です。

トランスフォーメーションは、複数出現フィールドのインスタンスごとに生成カラムID（GCID）を返します。この例の GCID_Sales_by_Quarter値は常に1、2、3、または4です。