ノーマライザトランスフォーメーションを作成するときは、［ノーマライザ］タブでカラムを設定します。ポートは、Designerで作成されます。ノーマライザのポートおよび属性は、［ポート］タブで表示することができます。

パイプラインノーマライザトランスフォーメーションおよびVSAMノーマライザトランスフォーメーションでは、複数出現ソースカラムがそれぞれ異なる形式で表示されます。VSAMノーマライザトランスフォーメーションは、複数出現カラム用の出力ポートを1つ備えています。には、パイプラインノーマライザトランスフォーメーションには、複数出現カラム用に複数の入力ポートが用意されています。

ノーマライザトランスフォーメーションは、各単独出現入力ポート用の出力ポートを1つずつ備えています。ソースカラムが複数出現カラムの場合、パイプラインノーマライザトランスフォーメーションおよびVSAMノーマライザトランスフォーメーションは、カラム用の出力ポートを1つ持ちます。トランスフォーメーションによって、ソースカラムのオカレンスごとに1行が返されます。

ノーマライザトランスフォーメーションには、複数出現カラムごとに生成カラムID（GCID）ポートがあります。生成カラムIDは、複数出現データのインスタンス用のインデックスです。たとえば、ソースレコード内にカラムが4回出現する場合、ノーマライザ は行内に出現する複数出現データがどのインスタンスのものかに基づいて、1、2、3、または4の値を生成カラムIDの中に返します。

ノーマライザの生成カラムIDの命名規則は、「GCID_<

発生するフィールド名

>」です。

ノーマライザトランスフォーメーションは、生成キーポートを少なくとも1つは備えています。生成キーシーケンス番号は、Integration Serviceでのソース行処理時に毎回増分されます。

以下の図は、ノーマライザトランスフォーメーションの［ポート］タブを示しています。

この例では、Sales_By_Quarterはソース内で複数出現します。 ノーマライザトランスフォーメーションは、Sales_By_Quarter用の出力ポートを1つ備えています。ソース行ごとに4行が返されます。生成されたキーの開始値は1です。

パイプラインノーマライザトランスフォーメーション上のポートは、［ノーマライザ］タブ上のカラムを編集して変更することができます。VSAMノーマライザトランスフォーメーションを変更するには、COBOLソースを変更し、トランスフォーメーションを再作成する必要があります。