［ノーマライザ］タブで、ソースデータの構造を定義できます。［ノーマライザ］タブでは、ソースデータがカラムおよびカラムグループとして定義されます。COBOLソース内のレコードや、ソース内の複数出現フィールドのグループは、カラムのグループで定義できます。

データ内のカラムのグループは、カラムのレベル番号で識別されます。カラムのレベル番号によって、データ階層が定義されます。1グループ内ではすべてのカラムに同一のレベル番号が付けられ、グループレベルのカラムの下部に順次に表示されます。グループレベルのカラムには下位レベル番号が付けられ、データは入りません。

以下の図に、パイプラインノーマライザトランスフォーメーションの［ノーマライザ］タブを示します。

Quarterly_Dataはグループレベルのカラムです。 レベル1です。Quarterly_Dataグループは、各行内に4回出現します。Sales_by_QuarterおよびReturns_by_Quarterはレベル2で、このグループに属しています。

各カラムには発生属性があります。 OCCURS属性によって、ソース行中に複数回出現するカラム、またはカラムのグループが識別されます。

パイプラインノーマライザトランスフォーメーションを作成すると、そのカラムの編集が可能になります。VSAMノーマライザトランスフォーメーションを作成した場合、［ノーマライザ］タブは読み取り専用です。

以下の表では、VSAMノーマライザおよびパイプラインノーマライザに共通する［ノーマライザ］タブ属性について説明します。

VSAMノーマライザトランスフォーメーションの［ノーマライザ］タブに含まれる属性には、パイプラインノーマライザトランスフォーメーションと同じものもありますが、COBOLソース定義に固有の属性も含まれています。