ルックアップトランスフォーメーションで

［更新でなければ挿入］

プロパティを選択できます。 このプロパティは、行タイプが「更新」で、ルックアップトランスフォーメーションに入力される行に対してのみ使用します。 他のタイプの行、例えば挿入行がルックアップトランスフォーメーションに入力される場合、このプロパティは統合サービスの行の処理方法に影響しません。

このプロパティを選択した場合で、ルックアップトランスフォーメーションに入力される行のタイプが「更新」の場合、その行がすでにインデックスキャッシュに存在し、キャッシュデータが既存の行と異なっていれば、統合サービスはその行を更新します。 統合サービスは、新規行の場合にその行をキャッシュに挿入します。

このプロパティを選択していない場合、ルックアップトランスフォーメーションに入力される行のタイプが「更新」のときは、統合サービスは行がすでに存在する行ならばキャッシュ内で更新し、行が新規行ならばキャッシュを変更しません。

ルックアップ条件にないすべてのルックアップポートに対して

［NULLを無視］

を選択し、それらのポートすべてにNULL値が含まれている場合、統合サービスはキャッシュを変更せず、NewLookupRow値は0となります。

以下の表に、ルックアップトランスフォーメーションに入力される行のタイプが「更新」の場合に、統合サービスがルックアップキャッシュを変更する方法を示します。