目次

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  1. はじめに
  2. コネクタと接続
  3. 接続設定
  4. 接続プロパティ
  5. REST V2接続用のSwaggerファイルの生成

接続

接続

シーケンシャルファイル接続のプロパティ

シーケンシャルファイル接続のプロパティ

シーケンシャルファイル接続を設定する際には、接続プロパティを設定する必要があります。
次の表に、シーケンシャルファイル接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
シーケンシャルファイル接続の名前。この名前は、組織内で一意にする必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -
名前の先頭または末尾のスペースはトリミングされ、名前の一部として保存されません。
最大長は100文字です。接続名では大文字と小文字は区別されません。
説明
シーケンシャルファイル接続の説明。最大長は4000文字です。
タイプ
接続タイプ。シーケンシャルファイルの場合、タイプ
[シーケンシャルファイル]
である必要があります。
ランタイム環境
マッピングタスクの実行に使用するSecure Agentが含まれるランタイム環境の名前。
リスナの場所
シーケンシャルファイルの要求を処理するPowerExchangeリスナを実行するシステムのホスト名またはIPアドレス。リスナのポート番号も含めます。次の形式で値を入力します。
host_name
は、ホスト名またはIPアドレスにできます。
host_name
:
port_number
以下に例を示します。
LSNR1:1467
ユーザー名
PowerExchangeリスナセキュリティが有効化されているときに、PowerExchangeリスナにアクセスするために使用できるユーザー名。詳細については、『PowerExchangeリファレンスマニュアル
』の「SECURITY文」を参照してください。
パスワード
[ユーザー名]
プロパティで指定されるユーザー名と関連付けられたパスワード。
スキーマ名
データマップのスキーマ名。
コードページ
ソースファイルからデータを抽出するために、データ統合サービスのSecure Agentが使用するコードページ。
オフロード処理
オフロード処理を使用するかどうかを制御します。オフロード処理は、バルクデータ処理をソースシステムからターゲットシステムに転送します。次のオプションがあります。
  • 自動
    。オフロード処理を使用するかどうかがCloudデータ統合によって決定されます。
  • 事後フィルタ
    。データのフィルタリングなど、バルクデータ処理をターゲットにオフロードします。
  • 事前フィルタ
    。処理はターゲットにオフロードされますが、データは引き続きソースシステム上でフィルタリングされます。
  • いいえ
    。オフロード処理を無効化します。
デフォルトは[いいえ]です。
オフロードスレッド
Cloudデータ統合がバルクデータを処理するために使用するスレッドの数。
最適なパフォーマンスを得るには、この値が、Secure Agentが実行されているマシンに搭載済み、またはこのマシンで使用可能なプロセッサ数より大きくならないようにします。
有効な値は1~64です。
デフォルトは0です。マルチスレッド処理は無効になります。
すべての接続タイプがオフロードスレッドをサポートしているわけではありません。これらのうち、いずれかの接続の
[オフロードスレッド]
接続属性がゼロ以外の値に設定されている場合は、スレッドなしで処理が続行されます。
配列サイズ
VSAMデータセットおよびシーケンシャルファイルの場合は、パーティション化されたセッションまたはマルチスレッドセッションで使用されるストレージ配列のサイズ(単位はレコード数)。
パーティション化されたセッションの場合、この配列サイズはパーティション間で共有されます。マルチスレッドセッションの場合、各スレッドでこの配列サイズが使用されます。
有効な値は1~5000です。デフォルトは25です。
特に
[書き込みモード]
属性で
[書き込み確認オン]
が指定されている場合、パーティション化されたセッションを調整するために配列サイズを増やします。
低値をスペースに置き換える
文字データ内のNULLをスペースに置き換えるかどうかを制御します。文字データ内のNULLを置き換えるには、このプロパティを選択します。デフォルトでは、このプロパティが選択されています。
接続リトライ期限
初期接続の試行の失敗後、PowerExchange Bulk ReaderがPowerExchangeリスナへの再接続を試行する秒数。接続が再試行時間中に確立できない場合、マッピングタスクに失敗します。デフォルト値は0であり、接続の再試行は無効になります。
カスタムプロパティ
PowerExchangeのデフォルト設定よりも優先するために指定できるカスタムプロパティ。セミコロン(;)を区切り文字として使用することで、複数のプロパティを入力できます。通常は、Informaticaグローバルカスタマサポートの指示の下でのみ、カスタムプロパティを設定します。
これらのプロパティは、PowerCenterのPowerExchange Client for PowerCenter(PWXPC)シーケンシャルファイル接続の
[PWXオーバーライド]
オプションと同じです。
書き込みプロパティ
書き込みモード。次のオプションがあります。
  • 書き込み確認オン
    。PowerExchangeリスナにデータを送信し、成功/失敗の応答を待ってから、以降のデータを送信します。このモードではデータをバッファしないで、PowerExchangeリスナにデータを同期的に送信します。
  • 書き込み確認オフ
    。データをバッファしてPowerExchangeリスナにデータを非同期的に送信します。このモードでは、成功または失敗応答を待機しません。