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目次

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  1. はじめに
  2. コネクタと接続
  3. 接続設定
  4. 接続プロパティ
  5. REST V2接続用のSwaggerファイルの生成

接続

接続

SAP BW Reader接続のプロパティ

SAP BW Reader接続のプロパティ

SAP BWオブジェクトからデータを読み取るには、
[SAP BWコネクタ]
接続タイプを選択し、接続プロパティを設定します。
次の表に、SAP BW接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
接続の名前。
説明
接続の説明。
タイプ
接続タイプ。
ランタイム環境
必須。SAP BWオブジェクトからのデータの読み取りに使用するSecure Agentが含まれるランタイム環境。
ユーザー名
必須。適切なユーザー権限が付与されたSAPユーザー名。
パスワード
必須。SAPパスワード。
接続タイプ
必須。作成する接続のタイプ。
次のいずれかの値を選択します。
  • アプリケーション。特定のSAP BWサーバーに接続する際にアプリケーション接続を作成します。
  • 負荷分散。SAP負荷分散を使用する場合は、負荷分散接続を作成します。
デフォルトは[アプリケーション]です。
ホスト名
SAPアプリケーション接続を作成する場合は必須。
接続先のSAP BWサーバーのホスト名またはIPアドレス。
システム番号
SAPアプリケーション接続を作成する場合は必須。
SAPシステム番号。
メッセージホスト名
SAP負荷分散接続を作成する場合は必須。
SAPメッセージサーバーのホスト名。
R3名/SysID
SAP負荷分散接続を作成する場合は必須。
SAPシステム名。
グループ
SAP負荷分散接続を作成する場合は必須。
SAPアプリケーションサーバーのグループ名。
クライアント
必須。SAPクライアント番号。
言語
SAPシステムで使用される言語に対応する言語コード。
トレース
このオプションは、SAPシステムによるJCo呼び出しを追跡する場合に使用します。
次のいずれかの値を指定します。
  • 0. オフ
  • 1. フル
デフォルトは0です。
SAPでは、JCo呼び出しについての情報をトレースファイルに保存しています。
以下のディレクトリからトレースファイルにアクセスできます。
  • 設計時の情報:
    <Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<Latest version>\ICS\main\tomcat
  • 実行時の情報:
    <Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<Latest version>\ICS\main\bin\rdtm
追加パラメータ
使用する追加JCo接続パラメータ。
次の形式を使用します。
<parameter name1>=<value1>, <parameter name2>=<value2>
ポート範囲
Secure Agentが、SAP BWサーバーからストリーミングモードでデータを読み取る際に使用する必要があるHTTPポート範囲。
最小ポート番号と最大ポート番号をハイフンでつないで入力します。最小ポート番号と最大ポート番号は、10000 - 65535の範囲内で指定します。
デフォルトは10000 - 65535です。
HTTPSの使用
このオプションは、httpsストリーミングを有効にする場合に選択します。
キーストアの場所
JKSキーストアファイルへの絶対パス。
キーストアのパスワード
.JKSファイルのパスワード。
プライベートキーのパスワード
.P12ファイルに指定されたパスワードをエクスポートします。
SAPの追加パラメータ
Secure AgentがRFCクライアントとしてSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
必要なRFC固有のパラメータと接続情報を指定して、データ統合とSAP間の通信を有効化することができます。
例えば、SAPに接続するための追加の引数として次のSNC接続パラメータを指定できます。
GROUP=interfaces ASHOST=tzxscs20.bmwgroup.net SYSNR=20 SNC_MODE=1 SNC_PARTNERNAME=p:CN=ZXS, OU=SAP system, O=BMW Group SNC_MYNAME=p:CN=CMDB_SWP-2596, OU=SNC partner system, O=BMW Group SNC_LIB=/global/informatica/104/server/bin/libsapcrypto.so X509CERT=/global/informatica/104/SAPSNCertfiles/ROOT_CA_V3.crt TRACE=2
このフィールドで設定できるSNCパラメータについては、Informatica How-To Library articleを参照してください。
接続で必須の接続パラメータを指定した場合、それらの値によって追加のパラメータ引数が上書きされます。