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目次

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  1. はじめに
  2. コネクタと接続
  3. 接続設定
  4. 接続プロパティ
  5. REST V2接続用のSwaggerファイルの生成

接続

接続

SAP ODP Extractor接続のプロパティ

SAP ODP Extractor接続のプロパティ

[SAP ODP Extractor]
の接続タイプを選択し、接続プロパティを設定します
次の表に、SAP ODP Extractorの接続プロパティを示します。
接続プロパティ
説明
ランタイム環境
SAP S/4HANAまたはSAP ECCへのアクセスに使用するSecure Agentが稼働しているランタイム環境。
SAPサーバー接続タイプ
使用するSAPサーバー接続タイプ。
次のオプションから選択します。
  • アプリケーションサーバー接続
    。SAPユーザー名とパスワードを使用してSAPアプリケーションサーバーに接続します。
  • アプリケーションサーバーSNC接続
    。次のセキュアなネットワーク接続を使用してSAPアプリケーションサーバーに接続します:
    • X.509証明書を使用。SAPユーザー名やパスワードを明示的に指定する必要はありません。X.509証明書ファイルのパスを指定する必要があります。
    • X.509証明書なし。SAPユーザー名を指定する必要があります。
  • 負荷分散サーバー接続
    。実行時の負荷が最小であるSAPアプリケーションサーバーに接続します。
  • 負荷分散サーバーSNC接続
    。実行時の負荷が最小であるSNCを使用してSAPアプリケーションサーバーに接続します。
SNC接続を使用する前に、SAPサーバーとSecure Agentが実行されているマシンでSNCが設定されていることを確認する必要があります。
次の表に、接続タイプとして
[アプリケーションサーバー接続]
を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPアプリケーションサーバー
SAPアプリケーションサーバーのホスト名。
SAPシステム番号
接続するSAPサーバーのシステム番号。
SAPユーザー名
適切なユーザー権限が付与されたSAPユーザー名。
SAPパスワード
SAPパスワード。
サブスクライバ名
Secure AgentをSAPシステムの一意のサブスクライバとして定義する名前。SAPはこの名前を使用して、ODPからのデルタ読み取りを行う場合に一意のOperational Delta Queue(ODQ)を定義します。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1"; jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にある
tomcat.out
ファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out
次の表に、接続タイプとして
[負荷分散サーバー接続]
を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPメッセージサーバー
SAPメッセージサーバのホスト名。
SAPシステムID
SAPメッセージサーバーのシステムID。
SAPグループ
ログイングループ名(例: PUBLIC)。
SAPユーザー名
適切なユーザー権限が付与されたSAPユーザー名。
SAPパスワード
SAPパスワード。
サブスクライバ名
Secure AgentをSAPシステムの一意のサブスクライバとして定義する名前。
SAPはこの名前を使用して、ODPからのデルタ読み取りを行う場合に一意のOperational Delta Queue(ODQ)を定義します。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1"; jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にある
tomcat.out
ファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out
次の表に、接続タイプとして
[アプリケーションサーバーSNC接続]
を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPアプリケーションサーバー
SAPアプリケーションサーバーのホスト名。
SAPシステム番号
接続するSAPサーバーのシステム番号。
SNCマイネーム
オプション。Informaticaクライアントのパーソナルセキュリティ環境(PSE)または証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNCパートナー名
InformaticaクライアントのPSEまたは証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNC保護品質(QoP)
SAP PSEまたは証明書名を指定します。
以下のオプションから選択できます。
  • 1 - 認証のみを適用。
  • 2 - 整合性保護(認証)を適用。
  • 3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用。
  • 8 - デフォルトの保護を適用。
  • 9 - 最大限の保護を適用。
デフォルトは、
[3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用]
です。
SAP暗号ライブラリパス
暗号ライブラリへのパス。
Windowsの場合は
sapcrypto.dll
を、Linuxの場合は
libsapcrypto.so
を指定します。
X509証明書を使用
保護の品質を指定します。X509証明書ベースのSNC接続を使用することを選択します。
X509証明書のパスまたはSAPユーザー名
X509証明書ファイルへのパス。
X509証明書を使用することを選択した場合は、.crtという拡張子を持つX509証明書ファイルへのパスを指定します。SAPユーザー名やパスワードを指定する必要はありません。
X509証明書を使用しない場合は、SAPサーバーでSNCが設定されているSAPユーザー名を指定します。
サブスクライバ名
Informatica Secure AgentをSAPシステムの一意のサブスクライバとして定義する名前。
SAPは、Secure AgentがODPからデルタデータを読み取る際に、この名前を使用して一意のOperational Delta Queue(ODQ)を定義します。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1"; jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にある
tomcat.out
ファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out
次の表に、接続タイプとして
[負荷分散サーバーSNC接続]
を選択した場合に設定する必要のあるプロパティを示します。
接続プロパティ
説明
SAPクライアント番号
SAPサーバーのクライアント番号。
SAP言語
SAP言語に対応する言語コード
SAPメッセージサーバー
SAPメッセージサーバのホスト名。
SAPシステムID
SAPメッセージサーバーのシステムID。
SAPグループ
ログイングループ名(例: PUBLIC)。
SNCマイネーム
オプション。Secure Agentマシンで生成されたInformaticaクライアントのPSEまたは証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNCパートナー名
SAPサーバーで生成されたInformaticaクライアントのPSEまたは証明書名。
デフォルトの長さは256です。
SNC保護品質(QoP)
SAP PSEまたは証明書名を指定します。
以下のオプションから選択できます。
  • 1 - 認証のみを適用。
  • 2 - 整合性保護(認証)を適用。
  • 3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用。
  • 8 - デフォルトの保護を適用。
  • 9 - 最大限の保護を適用。
デフォルトは、
[3 - プライバシー保護(整合性と認証)を適用]
です。
SAP暗号ライブラリパス
暗号ライブラリへのパス。
Windowsの場合は
sapcrypto.dll
を、Linuxの場合は
libsapcrypto.so
を指定します。
X509証明書を使用
保護の品質を指定します。X509証明書ベースのSNC接続を使用することを選択します。
X509証明書のパスまたはSAPユーザー名
X509証明書ファイルへのパス。
X509証明書を使用することを選択した場合は、.crtという拡張子を持つX509証明書ファイルへのパスを指定します。SAPユーザー名やパスワードを指定する必要はありません。
X509証明書を使用しない場合は、SAPサーバーでSNCが設定されているSAPユーザー名を指定します。
サブスクライバ名
Informatica Secure AgentをSAPシステムの一意のサブスクライバとして定義する名前。
SAPは、Secure AgentがODPからデルタデータを読み取る際に、この名前を使用して一意のOperational Delta Queue(ODQ)を定義します。
追加パラメータ
Secure AgentがSAPシステムに接続するために使用する追加のSAPパラメータ。
たとえば、SAP JCoおよびSAP CPICトレースを生成するには、次のプロパティを指定します。
jco.client.trace="1"; jco.client.cpic_trace="3";
実行時に、JCoおよびCPICトレースファイルが次の場所に生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>\ICS\main\bin\rdtm
設計時に、CPICトレースは次の場所にある
tomcat.out
ファイルに生成されます。
<Informatica Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\<DIS version>tomcat.out