目次

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  1. はじめに
  2. コネクタと接続
  3. 接続設定
  4. 接続プロパティ
  5. REST V2接続用のSwaggerファイルの生成

接続

接続

Google BigQuery V2接続のプロパティ

Google BigQuery V2接続のプロパティ

Google BigQuery V2接続を作成する際には、接続プロパティを設定します。
次の表に、Google BigQuery V2接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
接続の名前。
各接続名は組織内で一意である必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -,
最大長は255文字です。
説明
接続の説明。最大長は4000文字です。
タイプ
Google Big Query V2接続タイプ。
ランタイム環境
タスクを実行するランタイム環境の名前。
Secure Agent、Hosted Agent、またはサーバーレスランタイム環境を選択します。
Hosted Agentやサーバーレスランタイム環境でデータベース取り込みタスクを実行することはできません。
サービスアカウントID
サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるclient_email値。
サービスアカウントキー
サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるprivate_key値。
プロジェクトID
サービスアカウントの作成後にダウンロードするJSONファイル内にあるproject_id値。
同じサービスアカウントを使用して複数のプロジェクトを作成した場合、接続先のデータセットが含まれるプロジェクトのIDを入力します。
ストレージパス
データを一時的に格納するためにエージェントがローカルステージファイルを作成する、Google Cloud Storage内のパス。
大量のデータを読み書きするタスクに適用されます。このプロパティは、ステージングモードでデータを読み取る場合、またはバルクモードでデータを書き込む場合に使用します。
バケット名、またはバケット名とフォルダ名のいずれかを入力できます。
次のいずれかの形式を使用します。
  • gs://<bucket name>
  • gs://<bucket name>/<folder_name>
接続モード
Google BigQueryとの間でのデータの読み書きに使用するモード。
次のいずれかの接続モードを選択します。
  • 簡易。レコードデータ型フィールド内の各フィールドを、マッピング内の個別のフィールドとしてフラット化します。
  • 混合¹。レコードデータ型のフィールドを含むGoogle BigQueryテーブル内のすべての最上位のフィールドを表示します。Google BigQuery V2コネクタは、最上位のレコードデータ型のフィールドを、マッピング内の文字列データ型の単一のフィールドとして表示します。
  • 複合¹。Google BigQueryテーブル内のすべての列を、マッピング内の文字列データ型の単一のフィールドとして表示します。
デフォルトは[簡易]です。
スキーマ定義のファイルパス¹
Secure AgentがGoogle BigQueryテーブルのサンプルスキーマと一緒にJSONファイルを作成する、Secure Agentマシン上のディレクトリ。JSONファイル名は、Google BigQueryテーブル名と同じです。
または、Secure Agentが、Google BigQueryテーブルのサンプルスキーマと一緒にJSONファイルを作成する必要がある場所のGoogle Cloud Storage内のストレージパスを指定します。JSONファイルは、Google Cloud Storage内の指定したパスからローカルマシンにダウンロードできます。
複合接続モードを次のシナリオで設定する場合、スキーマ定義ファイルが必要です。
  • リレーショナルソースからのデータの読み取りと、Google BigQueryターゲットへのデータの書き込みのために、マッピング内に階層ビルダトランスフォーメーションを追加する場合。
  • Google BigQueryソースからのデータの読み取りと、リレーショナルターゲットへのデータの書き込みのために、マッピング内に階層パーサートランスフォーメーションを追加する場合。
サーバーレスランタイム環境を使用する場合は、Google Cloud Storageでストレージパスを指定する必要があります。
従来のSQLをカスタムクエリに使用¹
このオプションは、カスタムクエリを定義するための従来のSQLを使用する場合に選択します。このオプションを選択しない場合、カスタムクエリの定義に標準SQLを使用する必要があります。
混合モードまたは複合モードでGoogle BigQuery V2接続を設定する場合は適用されません。
カスタムクエリのデータセット名¹
カスタムクエリを定義する際は、Google BigQueryデータセットを指定する必要があります。
地域ID
アクセスするGoogle BigQueryデータセットが存在する地域名。
指定された地域に存在するバケット名またはバケット名とフォルダ名を
[ストレージパス]
プロパティで指定する必要があります。
Google BigQueryでサポートされる地域の詳細については、Dataset locationsを参照してください。
ステージングデータセット¹
データをステージングするためのステージングテーブルを作成するGoogle BigQueryデータセット名。ソースまたはターゲットデータセットとは異なるGoogle BigQueryデータセットを定義できます。
オプションのプロパティ¹
カスタムプロパティを介してソースおよびターゲットの機能を設定できるかどうかを指定します。
以下のいずれかのオプションを選択することができます。
  • なし。カスタムプロパティを設定しない場合は、[なし]を選択します。
  • 必須。カスタムプロパティを指定して、ソースおよびターゲットの機能を設定する場合。
デフォルトは[なし]です。
オプションのプロパティの指定¹
特定のソースおよびターゲット機能を設定するための、Google BigQuery V2接続のカスタムプロパティのカンマ区切りのキーと値のペア。
オプションのプロパティで
[必須]
を選択した場合に表示されます。
指定できるカスタムプロパティのリストの詳細については、次のInformatica Knowledge Baseの記事を参照してください: https://kb.informatica.com/faq/7/Pages/26/632722.aspx
¹ 詳細モードのマッピングには適用されません。
接続プロパティで有効な資格情報を指定していることを確認してください。接続プロパティで誤った資格情報を指定しても、テスト接続は成功します。

再試行ストラテジ

ステージングモードでGoogle BigQueryからデータを読み取る際は、Google BigQuery V2接続がGoogle BigQueryソースへの接続に失敗した場合の再試行ストラテジを設定できます。
次の表に、Google BigQuery V2接続の再試行プロパティを示します。
プロパティ
説明
再試行の有効化¹
障害が発生した場合に、Secure Agentが接続の再試行を試みることを示します。
接続の再試行を有効にするには、このオプションを選択します。
デフォルトでは選択されていません。
最大再試行回数¹
Secure AgentがGoogle BigQueryエンドポイントからの応答を受信するために実行する再試行の最大回数。
Secure Agentが最大再試行回数内にGoogle BigQueryに接続できない場合、接続は失敗します。
デフォルト値は6です。
[再試行の有効化]
プロパティを選択すると表示されます。
初期再試行遅延¹
Secure Agentが接続の再試行を行うまでの初期待機時間(秒単位)。
デフォルトは1です。
[再試行の有効化]
プロパティを選択すると表示されます。
再試行遅延乗数¹
Secure Agentが、連続する再試行間の待機時間を最大再試行遅延時間まで指数関数的に増加させるために使用する乗数。
デフォルトは2.0です。
[再試行の有効化]
プロパティを選択すると表示されます。
最大再試行遅延¹
連続する再試行の間にSecure Agentが待機する最大待機時間(秒単位)。
デフォルトは32です。
[再試行の有効化]
プロパティを選択すると表示されます。
合計タイムアウト¹
Secure Agentが接続を再試行してから接続が失敗するまでの合計時間(秒単位)。
デフォルトは50です。
[再試行の有効化]
プロパティを選択すると表示されます。
¹ マッピングにのみ適用されます。

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