一致する最初の値を使用する、または一致する最後の値を使用する。

トランスフォーメーションを、一致する最初の値または一致する最後の値を返すように設定できます。 最初の値および最後の値とは、ルックアップキャッシュ内で最初および最後に検出された、ルックアップ条件に一致する値です。ルックアップソースをキャッシュする場合、Integration Serviceはルックアップキャッシュ内の各カラムに対してORDER BY句を生成し、キャッシュの最初の行および最後の行を判断します。 その後、Integration Serviceは各ルックアップソースカラムを昇順でソートします。

Integration Serviceは、数字のカラムを0から10のように昇順でソートします。 日付/時刻カラムは1月から12月および月初から月末の順でソートします。 Integration Serviceは、セッションに対して設定されたソート順に基づいて文字列カラムをソートします。

一致する値を使用する

。 ルックアップトランスフォーメーションを、ルックアップ条件に一致する値を返すように設定できます。ルックアップトランスフォーメーションが一致する値を何か返すよう設定すると、トランスフォーメーションはルックアップ条件に一致する最初の値を返します。トランスフォーメーションは、すべてのルックアップトランスフォーメーションポートではなく、キーポートに基づいてインデックスを作成します。 一致する値を使用すると、行のインデックス作成プロセスが単純化されるため、パフォーマンスを改善できます。

すべての値を使用する

。 ルックアップトランスフォーメーションは、すべての一致する行を返します。 このオプションを使用するには、ルックアップトランスフォーメーションを作成するときに、すべての一致を返すようにルックアップトランスフォーメーションを設定する必要があります。 トランスフォーメーションはアクティブなトランスフォーメーションになります。 トランスフォーメーションの作成後に、モードのパッシブとアクティブを変更することはできません。

エラーを返す。

ルックアップトランスフォーメーションが静的キャッシュを使用する、またはキャッシュを使用しない場合、Integration Serviceは行をエラーとしてマークします。 ルックアップトランスフォーメーションは、デフォルトでその行をセッションに書き込み、エラーコードを1つ増やします。 ルックアップトランスフォーメーションに動的キャッシュが含まれる場合、Integration Serviceは複数の一致を検出したときにセッションに失敗します。 Integration Serviceがルックアップテーブルをキャッシュしている間、または重複するキー値をルックアップしている間、セッションは失敗します。 また、更新時に古い値を出力するようにルックアップトランスフォーメーションを設定した場合、複数の一致が検出されるとルックアップトランスフォーメーションはエラーを返します。トランスフォーメーションは、すべてのルックアップトランスフォーメーションポートではなく、キーポートに基づいてインデックスを作成します。