デフォルトでは、Integration Serviceによりマッピング内の互換性のあるキャッシュ構造体を持つルックアップトランスフォーメーションのキャッシュが共有されます。たとえば、1つのマッピング内に、同じ再利用可能なLookupトランスフォーメーションのインスタンスが2つあり、両方のインスタンスに同じ出力ポートを使用した場合、この2つのLookupトランスフォーメーションはデフォルトでルックアップキャッシュを共有します。

2つのルックアップトランスフォーメーションで名前なしキャッシュが共有される場合、Integration Serviceではルックアップトランスフォーメーションのキャッシュが保存され、同じルックアップキャッシュ構造体を持つ後続のルックアップトランスフォーメーションで使用されます。

トランスフォーメーションプロパティまたはキャッシュ構造体により共有が許可されない場合、Integration Serviceで新しいキャッシュが作成されます。