出力ポートの数および順序は、クエリのSELECT句内のフィールドの数および順序と一致する必要があります。

トランスフォーメーション内の出力ポートのネイティブデータタイプは、データベース内の対応するカラムのデータタイプと一致する必要があります。データタイプが一致しない場合、Integration Serviceによって行エラーが生成されます。

SQLクエリにINSERT、UPDATE、またはDELETE句が含まれる場合、トランスフォーメーションによってデータがSQLErrorポート、パススルーポート、およびNumRowsAffectedポート（有効な場合）に返されます。出力ポートを追加した場合、ポートはNULLデータ値を受け取ります。

SQLクエリにSELECT文が含まれており、トランスフォーメーションにパススルーポートが設定されている場合、トランスフォーメーションはクエリからデータベースのデータが返されるかどうかにかかわらず、パススルーポートにデータを返します。SQLトランスフォーメーションは、NULLデータを含む行を出力ポートに返します。

作成した出力ポートの名前に「_output」接尾語を追加することはできません。

SELECTクエリからデータを返すためにパススルーポートを使用することはできません。

出力ポートの数がSELECT句内のカラム数よりも多い場合、余分のポートはNULL値を受け取ります。

出力ポートの数がSELECT句内の列数よりも少ない場合、Integration Serviceによって行エラーが生成されます。

クエリ内のパラメータのバインドの代わりに文字列の置換を使用できます。ただし、入力ポートは文字列データタイプである必要があります。