共有体トランスフォーメーションは、複数のパイプラインまたはパイプラインブランチからのデータを1つのパイプラインブランチに結合する場合に使用する、複数の入力グループを持つトランスフォーメーションです。共有体トランスフォーメーションが複数のソースからデータを結合するやり方は、UNION ALL SQL文を使って2つ以上のSQL文の結果を結合するのと似ています。共有体トランスフォーメーションは、UNION ALL文と同様に、重複行を削除しません。共有体トランスフォーメーションはアクティブなトランスフォーメーションです。
Data Integration Serviceは、すべての入力グループを並列に処理します。また、共有体トランスフォーメーションに接続されたソースを読み込むと同時に、データブロックをトランスフォーメーションの入力グループにプッシュします。共有体トランスフォーメーションは、Integration Serviceからブロックを受け取る順番に基づいてデータブロックを処理します。