ソース修飾子トランスフォーメーションおよびアプリケーションソース修飾子トランスフォーメーションを使用して、同じデータベース内の2つのソースのアウタージョインを実行できます。Integration Serviceではアウタージョイン実行時に、1つのソーステーブルからすべての行が返され、2番目のソーステーブルからジョイン条件に一致する行が返されます。

2つのテーブルを結合し、一方のテーブルからすべての行を返したい場合に、アウタージョインを使用します。たとえば、登録済み顧客テーブルを月ごとの購入テーブルと結合して登録済み顧客の行動を調べたい場合に、アウタージョインを使用することができます。アウタージョインを使用することによって、登録済み顧客テーブルを月ごとの購入テーブルと結合し、前月に何も購入しなかった顧客を含む登録済み顧客テーブルのすべての行を返すことができます。Normalジョインを実行した場合、Integration Serviceはその月に何か購入した登録済み顧客のみ、および登録済み顧客による購入のみを返します。

アウタージョインの場合、ジョイナトランスフォーメーションのMaster Outer（マスターアウター）ジョインまたはDetail Outer（明細アウター）ジョインとして同じ結果を生成することができます。しかし、アウタージョインを使用した場合、データフロー内の行数が削減されます。これによってパフォーマンスが向上します。

Integration Serviceは、2種類のアウタージョインをサポートしています。