動的ルックアップキャッシュを使用する場合、アップデートストラテジトランスフォーメーションを使って下記の行の行種類を定義します。

ルックアップトランスフォーメーションに入力される行の種類を「挿入」と定義する場合、ルックアップトランスフォーメーションの［挿入でなければ更新］プロパティを使用します。 ルックアップトランスフォーメーションに入力される行の種類を「更新」と定義する場合、ルックアップトランスフォーメーションの［更新でなければ挿入］プロパティを使用します。 ルックアップトランスフォーメーションに入力される行の一部を「更新」、一部を「挿入」と定義する場合、［更新でなければ挿入］プロパティか［挿入でなければ更新］プロパティ、または両方のプロパティを使用します。

以下の図に、動的キャッシュを使用している複数のアップデートストラテジトランスフォーメーションと1つのルックアップトランスフォーメーションを含むマッピングを示します。

この例では、ルックアップトランスフォーメーションの前のアップデートストラテジトランスフォーメーションがすべての行に更新フラグを設定します。 ルックアップトランスフォーメーションで［更新でなければ挿入］プロパティを選択します。 ルータトランスフォーメーションは挿入行をInsert_Newアップデートストラテジトランスフォーメーションに送り、更新行をUpdate_Existingアップデートストラテジトランスフォーメーションへ送ります。 ターゲットに接続されていない出力行は削除されます。 ルックアップトランスフォーメーションの右側の2つのアップデートストラテジトランスフォーメーションは、ターゲットに対して行に挿入フラグまたは更新フラグを設定します。