目次

Search

  1. はじめに
  2. トランスフォーメーションに関する作業
  3. アグリゲータトランスフォーメーション
  4. カスタムトランスフォーメーション
  5. カスタムトランスフォーメーション関数
  6. データマスキングトランスフォーメーション
  7. データマスキングの例
  8. 式トランスフォーメーション
  9. エクスターナルプロシージャトランスフォーメーション
  10. フィルタトランスフォーメーション
  11. HTTPトランスフォーメーション
  12. ID解決トランスフォーメーション
  13. Javaトランスフォーメーション
  14. JavaトランスフォーメーションAPIのリファレンス
  15. Java式
  16. Javaトランスフォーメーションの例
  17. ジョイナトランスフォーメーション
  18. ルックアップトランスフォーメーション
  19. ルックアップキャッシュ
  20. 動的ルックアップキャッシュ
  21. ノーマライザトランスフォーメーション
  22. ランクトランスフォーメーション
  23. ルータトランスフォーメーション
  24. シーケンスジェネレータトランスフォーメーション
  25. ソータトランスフォーメーション
  26. ソース修飾子トランスフォーメーション
  27. SQLトランスフォーメーション
  28. マッピングにおけるSQLトランスフォーメーションの使用
  29. ストアドプロシージャトランスフォーメーション
  30. トランザクション制御トランスフォーメーション
  31. 共有体トランスフォーメーション
  32. 構造化されていないデータのトランスフォーメーション
  33. アップデートストラテジトランスフォーメーション
  34. XMLトランスフォーメーション

トランスフォーメーションガイド

トランスフォーメーションガイド

HTTPトランスフォーメーションの概要

HTTPトランスフォーメーションの概要

HTTPトランスフォーメーションによって、HTTPサーバーに接続し、サービスおよびアプリケーションを使用できます。HTTPトランスフォーメーションは、パッシブトランスフォーメーションです。HTTPトランスフォーメーションを含むセッションを実行すると、統合サービスはHTTPサーバーに接続し、トランスフォーメーションの設定に応じて、HTTPサーバーからのデータの取得またはHTTPサーバーのデータの更新のリクエストを発行します。
  • HTTPサーバーからのデータの読み取り。
    統合サービスがHTTPサーバーからデータを読み取るとき、HTTPサーバーからデータを取得して、そのデータをターゲットまたはマッピング内の後続のトランスフォーメーションに渡します。 例えば、HTTPサーバーに接続して現在の在庫データを読み取り、PowerCenterセッション中にデータの計算を実行し、そのデータをターゲットに渡すことができます。
  • HTTPサーバー上のデータの更新。
    統合サービスがHTTPサーバーに書き込むとき、HTTPサーバーにデータをポストし、HTTPサーバーのレスポンスをターゲットまたはマッピング内の後続のトランスフォーメーションに渡します。 例えば、セッション中に、先行するトランスフォーメーションからスケジュール情報を提供するデータをHTTPサーバーにポストできます。
統合サービスは、先行するトランスフォーメーションまたはソースからHTTPトランスフォーメーションにデータを渡し、HTTPトランスフォーメーションまたはアプリケーション接続内に設定されたURLを読み取り、データの読み取りまたは更新のHTTPリクエストをHTTPサーバーに送信します。
リクエストにはヘッダ情報が含まれており、ボディ情報が含まれる場合もあります。ヘッダには、認証パラメータ、HTTPサーバー上のプログラムまたはWebサービスを有効化するコマンド、HTTPリクエスト全体に適用されるその他の情報などが含まれます。ボディには、統合サービスがHTTPサーバーに送信するデータが含まれます。
統合サービスがデータ読み取りのリクエストを送信する場合、HTTPサーバーはリクエストされたデータを含むHTTPレスポンスを返信します。統合サービスは、リクエストされたデータを後続のトランスフォーメーションまたはターゲットに送信します。
統合サービスがデータ更新のリクエストを送信する場合、HTTPサーバーは受信したデータを書き込み、更新成功のHTTPレスポンスを返します。HTTPトランスフォーメーションは、応答コード200、201、202を成功と見なします。HTTPトランスフォーメーションでは、他のレスポンスコードはすべて失敗と見なします。失敗コードとして認識された応答コードがHTTPサーバーからHTTPトランスフォーメーションに渡されると、セッションログにエラーが表示されます。統合サービスは、HTTPレスポンスを後続のトランスフォーメーションまたはターゲットに送信します。
HTTPレスポンスのヘッダ用のHTTPトランスフォーメーションを設定できます。HTTPレスポンスのボディデータは、HTTPOUT出力ポートを通過します。