目次

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  1. はじめに
  2. Data Integrationタスク
  3. マッピングタスク
  4. 動的マッピングタスク
  5. 同期タスク
  6. データ転送タスク
  7. レプリケーションタスク
  8. マスキングタスク
  9. マスキングルール
  10. PowerCenterタスク

タスク

タスク

マップレットマスキング

マップレットマスキング

出力ターゲットフィールドをマスクするために、ソースフィールドにマップレットルールを割り当てることができます。
マップレットには、複数の入力ポートと複数の出力ポートを含めることができます。ソースオブジェクトに追加するマップレット入力ポートまたはマップレット出力ポートをいずれも設定しないと、タスクは失敗します。
マップレットルールを追加し、そのルールをフィールドに割り当てた後、マップレットパラメータを設定する必要があります。ソースフィールドをマップレットの入力フィールドにマップし、マップレットの出力フィールドをターゲットフィールドにマップします。
例として、ある電子メールマップレットにソースオブジェクトの名と姓を連結して電子メールIDを生成するロジックが含まれている場合を考えてみましょう。電子メールマップレットマスキングルールをソースフィールドに適用します。ソースのFirstName3入力フィールドをマップレットのFirstNameフィールドにマップします。ソースのLastName3入力フィールドをマップレットのLastNameフィールドにマップします。マップレットのEmail出力フィールドをターゲットのEmail3フィールドにマップします。
次の図は、設定可能なマップレットパラメータを示しています。
[マップレットの設定]ダイアログボックスには、ソースフィールドがマップレット入力フィールドにマップされ、マップレット出力フィールドがターゲット出力フィールドにマップされたサンプルの電子メールマップレットが表示されています。
リレーショナルデータベースまたはフラットファイルに接続を追加する必要があるパッシブなマップレットを使用できます。例えば、SQL変換、ルックアップトランスフォーメーション、またはディクショナリ接続を使用するデータマスキングトランスフォーメーションが含まれるマップレットなどです。マップレットを追加する前に、接続を作成する必要があります。接続を追加する必要のあるマップレットを設定する場合は、ディクショナリ、SQL、またはルックアップ接続を設定する必要があります。マップレットに含まれている接続のタイプに基づいて接続参照を選択します。
例えば、AccountNameMappletマップレットを使用してアカウント名をマスクし、このマップレットがディクショナリとリレーショナルデータベースに接続しているとします。マップレットと接続を追加したら、マップレットを設定してターゲットに割り当てます。AccountNameMappletマップレットを選択した後、AccName_Lookup接続を選択してルックアップ操作を実行します。AccName_Dict_Con接続を選択して、ディクショナリ接続から値を読み取ります。[アカウント名]入力ソースフィールドを入力マップレットフィールドにマップします。マップレット出力ポートを[アカウント名]ターゲットフィールドにマップします。
次の図は、ディクショナリと参照接続を含むマップレットを示しています。
[マップレットの設定]ダイアログボックスには、ルックアップとディクショナリ接続参照パラメータを使用したサンプルアカウント名マップレット、マップレット入力フィールドにマップされたソースフィールド、ターゲット出力フィールドにマップされたマップレット出力フィールドが表示されています。
マップレットのディクショナリ情報がフラットファイル内に存在する場合、フラットファイルは次の場所に格納されている必要があります。
<Secure Agent installation directory>\apps\Data_Integration_Server\data
マップレットのルックアップ接続がフラットファイル接続の場合、接続名はフラットファイルの名前である必要があります。