目次

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  1. はじめに
  2. Data Integrationタスク
  3. マッピングタスク
  4. 動的マッピングタスク
  5. 同期タスク
  6. データ転送タスク
  7. レプリケーションタスク
  8. マスキングタスク
  9. マスキングルール
  10. PowerCenterタスク

タスク

タスク

ランタイムストラテジ

ランタイムストラテジ

ランタイムストラテジは、
マッピング
タスクを
詳細クラスタ
で実行するか、SQL ELTの最適化を使用して実行するかを決定します。ランタイムストラテジは、InformaticaのAIエンジンであるCLAIREを利用しています。CLAIREは、FinOps機能を使用して、クラウドインフラストラクチャのコストを最大限に節約してジョブのパフォーマンスを最適化するランタイムストラテジを特定します。
組織でCLAIREの推奨事項が有効になっている場合は、詳細モードのマッピングに基づく
マッピング
タスクを作成するときに、ランタイムストラテジを選択できます。CLAIREはマッピングを分析し、コスト、パフォーマンス、またはその両方を最適化するために、次のいずれかのランタイムストラテジを推奨します。
  • 詳細クラスタ
    。詳細クラスタでの分散処理のワークロードをスケジュールします。
  • SQL ELTの最適化。トランスフォーメーションロジックをSQLクエリに変換し、そのクエリをデータウェアハウスに送信します。
次の図に、表示される可能性がある推奨事項を示します。
マッピングタスクの[ランタイムストラテジ]ページには、[詳細クラスタ]、[SQL ELTの最適化]、および[デフォルトのランタイムストラテジ]という3つのランタイムストラテジが表示されます。[詳細クラスタ]オプションには、推奨オプションとしてラベルが付けられています。ターゲット期間の信頼レベルが中程度としてリストされ、最もパフォーマンスの高いストラテジと最もコスト効率の高いストラテジとしてマークされます。
デフォルトのランタイムストラテジは、
[ランタイムオプション]
ページでSQL ELTの最適化が設定されているかどうかに基づいて、
マッピング
タスクを
詳細クラスタ
で実行するか、またはSQL ELTの最適化を使用して実行します。SQL ELTの最適化が設定されている場合、
マッピング
タスクはSQL ELTの最適化を使用して実行されます。それ以外の場合、
マッピング
タスクは
詳細クラスタ
で実行されます。
ターゲット期間の信頼レベルは、指定したターゲット期間内にジョブが実行される可能性を示します。信頼レベルは、選択したランタイムストラテジに基づいて変化する可能性があります。よりパフォーマンスの高いランタイムストラテジを選択すると、
マッピング
タスクがターゲット期間内に実行される可能性が高くなります。
ランタイムストラテジの推奨事項およびターゲット期間の信頼レベルは、一部の
マッピング
タスクでは表示されない場合があります。CLAIREはバックグラウンドでメタデータの収集を続行し、十分な信頼性が得られるとこれらの詳細を表示します。
ランタイムストラテジは、サーバーレスランタイム環境で実行される
マッピング
タスクには使用できません。
SQL ELTの最適化の詳細については、SQL ELTの最適化を参照してください。