目次

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  1. はじめに
  2. Data Integrationタスク
  3. マッピングタスク
  4. 動的マッピングタスク
  5. 同期タスク
  6. データ転送タスク
  7. レプリケーションタスク
  8. マスキングタスク
  9. マスキングルール
  10. PowerCenterタスク

タスク

タスク

式に関するルールおよびガイドライン

式に関するルールおよびガイドライン

式を記述するときは、次のルールおよびガイドラインに従います。
  • それぞれのソースフィールドについて、ルックアップを実行するか式を作成できます。両方を実行することはできません。
  • 数字式では文字列を使用できません。
    例えば、
    1 + '1'
    という式は無効です。加算は数値データ型にしか実行できないからです。整数と文字列は加算できません。
  • 文字列は数値パラメータとして使用できません。
    たとえば式
    SUBSTR(TEXT_VAL, '1', 10)
    の場合、SUBSTR関数は開始位置に文字列ではなく整数値が必要なため、無効になります。
  • 比較演算子を使用する場合、データ型を混在させることはできません。
    たとえば、
    123.4 = '123.4'
    という式は無効です。小数と文字列を比較しているからです。
  • 式に渡すことができる値は、フィールドからの値、文字列リテラルまたは数値リテラル、または他の式の結果です。
  • 関数内の各引数はカンマで区切ります。
  • リテラルを除き、トランスフォーメーション言語では大文字と小文字は区別されません。
  • コロン(:)、カンマ(,)、ピリオド(.)は特別な意味を持っているため、構文を指定する場合にのみ使用します。
  • データ統合タスクは、ダッシュ(-)をマイナス演算子として扱います。
  • 関数にリテラル値を渡す場合、文字列リテラルは一重引用符で囲みます。数値リテラルには引用符を使用しないでください。データ統合タスクは、一重引用符で囲まれたすべての文字列値を文字列として扱います。
  • フィールドを指定する際に引用符を使用しないでください。
  • 1つの式で複数の関数をネストできます。データ統合タスクは、最も内側の関数で始まる式を評価します。
  • 式でパラメータを使用する場合、適切な関数を使用して値を必要なデータ型に変換します。例えば、次の式を使用して従業員の四半期ごとのボーナスを定義する事もできます。
    IIF((EMP_SALES < TO_INTEGER($$SalesQuota), 200, 0)