目次

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  1. はじめに
  2. Data Integrationタスク
  3. マッピングタスク
  4. 動的マッピングタスク
  5. 同期タスク
  6. データ転送タスク
  7. レプリケーションタスク
  8. マスキングタスク
  9. マスキングルール
  10. PowerCenterタスク

タスク

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増分ロードされたソースファイルの再処理の例

増分ロードされたソースファイルの再処理の例

6時間ごとに新しいデータファイルを受信するソースディレクトリがあるとします。データ統合には、これらのファイルをターゲットに増分ロードするマッピングと、毎日午前3時にマッピングを実行するようにスケジュールされたマッピングタスクがあります。
次の図に、2日間のソースディレクトリとターゲットディレクトリの内容を示します。
2月3日から2月4日までのタイムラインには、4つのハイライト表示されたポイントがあり、各ポイントのソースディレクトリとターゲットディレクトリの内容を一覧表示するように展開されています。2月3日の午前1時に、ターゲットディレクトリには1から4までの番号が付けられた4つのファイルがあり、ソースディレクトリには5から8までの番号が付けられた4つのファイルがありました。その日の午前3時15分、ジョブの実行後、ソースにはファイルがなく、ターゲットには1から8までの番号が付けられた8つのファイルがありました。翌日の午前1時には、ソースには9から12までの番号が付けられた4つのファイルがあり、ターゲットには以前と同じ8つのファイルがありました。その日の午前3時15分、ジョブの実行後、ソースにはファイルがなく、ターゲットには12ファイルすべてがありました。
2月4日の正午に、誤ったデータが前日の2月3日にロードされたため、ターゲットには2月2日に作成されたファイルの誤ったデータが含まれていることに気付きました。ソースディレクトリ内のファイルを修正した後に、詳細オプションを指定してジョブを実行し、誤ったファイルを再処理しました。
詳細オプションで、02/02/2022 00:00:01から02/03/2022 00:00:00の間に変更された、増分ロードされたソースファイルを読み取ることを選択しました。
[実行]
をクリックし、詳細オプションを使用してマッピングタスクを実行しました。再処理ジョブにより、選択した時間間隔内に変更されたファイルが処理され、それらがターゲットに書き込まれます。
次のスケジュールされたジョブが2月5日の午前3時に実行されると、通常どおり、2月4日に作成されたファイルが増分ロードされます。