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目次

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  1. はじめに
  2. Data Integrationタスク
  3. マッピングタスク
  4. 動的マッピングタスク
  5. 同期タスク
  6. データ転送タスク
  7. レプリケーションタスク
  8. マスキングタスク
  9. マスキングルール
  10. PowerCenterタスク

タスク

タスク

SQL ELTの最適化

SQL ELTの最適化

マッピングタスクでSQL ELTの最適化を使用して、ソースエンドポイントまたはターゲットエンドポイントにトランスフォーメーションロジックをプッシュして実行することができます。SQL ELTの最適化は、リレーショナルデータベースまたはクラウドデータウェアハウスに対して読み取りおよび書き込みを行うタスクに適用されます。
リレーショナルエンドポイントの場合、SQL ELTの最適化は、トランスフォーメーションロジックを同じエコシステム内のソースエンドポイントまたはターゲットエンドポイントにプッシュできます。例えば、AWS上のOracleデータベースから、同じAWSクラウドエコシステム内の別のOracleインスタンスに顧客トランザクションデータを移行する必要がある場合などが挙げられます。
クラウドデータウェアハウスエンドポイントの場合、ソースおよターゲットが同じエコシステム内に存在させるか、ソースを互換性のあるハイパースケーラーのデータレイクにすることもできます。例えば、Azure Data Lake StorageデータレイクからのデータをSnowflakeクラウドデータウェアハウスに移動する必要があり、すべてのデータ処理をSnowflakeエコシステム内で行う必要がある場合などが挙げられます。
タスクのランタイムオプションで、SQL ELTの最適化タイプを[完全]または[ソース]に選択できます。[完全なSQL ELTの最適化]では、エンドポイントにプッシュできないトランスフォーメーションロジックをデータ統合サーバーに処理させるか、SQL最適化なしでタスクを実行するか、またはタスクを失敗させるかを指定することができます。ソースSQL ELTの最適化では、ソースが処理できないトランスフォーメーションロジックは、データ統合サーバーが処理します。また、データベースに一時的なビューを作成するようにタスクを設定することもできます。また、他の使用可能なオプションとともに作成することもできます。
SQL ELTの最適化が有効なタスクを実行すると、タスクではトランスフォーメーションロジックがSQLクエリに変換され、実行のためにエンドポイントに送信されます。データ処理では、ベースとなるクラウドインフラストラクチャ内のエンドポイントリソースが活用されるため、タスクのパフォーマンスが向上します。トランスフォーメーションロジックをエンドポイントにプッシュできるかどうかは、データベース、トランスフォーメーションロジック、およびタスク構成に応じて異なります。
SQL ELTモードのマッピングはトランスフォーメーションロジックをクラウドデータウェアハウスにプッシュするように自動的に設定されるため、
[SQL ELTの最適化]
詳細セッションプロパティは、SQL ELTモードのマッピングに基づくマッピングタスクには表示されません。
SQL ELTの最適化機能は、コネクタで利用可能なサポートによって異なります。詳細については、該当するコネクタのヘルプを参照してください。